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主任教授あいさつ

田中教授

田中教授

外科医の修練には、手術手技を極めんとする技の修練と、様々な病態生理の理解を深め術後の臓器機能を健全に維持させる術後管理法の習得との二つの要素があります。
この二つの要素は、Art and Scienceと言い換えることが出来ます。前者は終世、技を磨き、手術により完璧な修復を達成するという点で匠(たくみ)の世界と言えます。後者は近年の人工心臓の臨床応用、移植治療、ロボット手術などが技術革新に支えられているように、まさに科学の世界と言えます。

このように、外科学は、芸術と科学の両分野を兼ね備えた奥の深い魅力ある学問分野です。病に苦しむ患者さんの命とその家族の人生を自分自身の手のひらに委ね、自らの手でその病を治し、病の癒えた患者さんの笑顔を見るときの充実感と達成感はまさに外科医としての醍醐味であります。
そのためには、技を磨き、最新の知識を学ぶと同時に、患者さんの心の痛みも理解できるようなHumanityを持つことが必要であることは言うまでもありません。

近年、外科医不足が話題となっていますが、一人でも多くの医学生、若き研修医の皆さんに外科医を志してもらいたいと思います。誰しも学生時代にスポーツや音楽など自分の趣味の分野で少しでもうまくなりたいと思って練習に励んだ経験があると思います。外科医の修練もその過程と同じです。外科医を志す若手修練医には、外科学講座の総力を挙げて、その目的達成のために臨床・研究両面で親身に指導することをお約束いたします。

久留米大学外科学講座は多くの分野に優秀なスタッフと最先端の診療体制を備えています。久留米大学病院の理念である「人と地球にやさしい、命を贈る医療」を改めて胸に刻み、全ての患者さんに、世界水準の最先端で高度かつ安全な医療を、心を込めて提供させていただきたいと思います。

教授紹介

【 プロフィール 】

生年月日 昭和32年2月22日
専門分野 心臓血管外科
主な所属
学会・資格
及び役職
・日本胸部外科学会認定医、
 指導医、評議員
・日本外科学会指導医、専門医
・日本冠疾患学会特別正会員、
 評議員
・日本冠動脈外科学会評議員
・日本血管外科学会
・日本循環器学会
・日本人工臓器学会

【 履歴 】

昭和56年3月 信州大学医学部卒業
昭和62年4月 東京医科歯科大学医学部胸部
外科学講座助手
平成2年7月 医学博士学位授与
平成3年4月 米国ハーバード大学へ文部省
長期在外研究員として留学
平成8年2月 東京医科歯科大学医学部胸部
外科学講座講師
平成12年4月 東京医科歯科大学大学院
心肺機能外科学分野助教授
平成16年4月 東京医科歯科大学大学院
心肺機能外科学分野准教授
平成20年4月 諏訪赤十字病院
心臓血管外科部長
平成20年7月 諏訪赤十字病院心臓血管病
センター長
平成23年9月 久留米大学外科学講座教授
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