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教育関連病院

久留米大学高度救命救急センター

久留米大学高度救命救急センター

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高度救命センターは昭和56年に開設し、本年度は救命救急センターとして開設30周年を迎えます。

平成21年からは新病棟ができ、救命センターも新しくなり、処置室や病床も一新され非常に働きやすい環境となっております。
診療科は、ICU、HCU外科、HCU内科、CCU、脳外科で構成されており、沢山の御紹介のお陰で、年間に約1000人前後の患者さんが搬入されてまいります。我々が所属しておりますHCU外科は、外科医2名(消化器外科1名 森眞二郎先生、心血管外科1名 中村英司)、整形外科2名(松垣 亨先生、川崎優二先生)のスタッフと臨床研修医2~3名で構成されており、今年度はICUより森田敏夫先生が加わりました。

さらに、客員教授であります疋田茂樹先生と当センター長 坂本照夫教授のご指導のもと、日々、医療技術の向上のため、研鑽しております。

主な対象疾患は一般外傷のほか、感染や炎症に伴う救急外科疾患で、毎日朝夕2回の外科カンファランスと週2回の合同カンファレンス(ICU、内科)にて治療方針を決定しております。2010年4月1日から2011年3月31日における平成22年度の診療状況としましては、今年度から新しく格納庫付きヘリポートセンターが屋上に設置されたにもかかわらず、2010年度のHCU外科入院患者総数199例のうち、外傷は120例と前年度と比較し30例程、減少しており、全体から占める割合も74%から60%と外傷症例の比率が下がっております。この原因には交通外傷による重症外傷が減少したことや、急性虫垂炎やイレウスなどの比較的重症度の低い急性腹症症例でも中核病院での手術対応が困難であることを理由に当センターへの搬送症例が多かったことが考えられました。

“救急の専門医師派遣”として、平成14年2月からはドクターヘリシステムを導入しています。救急搬送時間の短縮による救命率の向上や後遺症の軽減、へき地における救急医療体制の強化、災害時の医療救護活動の充実を目的とし運行しています。
(ドクターヘリは有視界飛行での運航のため、出動時間は午前8時30分から夕方(日没前30分)となっています。悪天候で視界不良の場合には、この時間内であっても飛べない場合があります。) 今後、益々重要視される救急医療の質を高め、地域への貢献を高めたいと思っています。同門の諸先生方をはじめ、それぞれの医療機関の先生方にはいつも貴重な症例を多数御紹介頂きまして心より感謝いたしております。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


[ 中村 英司 ]

手術実績

急性腹症61例
( )内は死亡例
胃・十二指腸穿孔 10
大腸穿孔 8(1)
虫垂炎 8
単純イレウス 3
絞扼イレウス 13
腹部大動脈瘤 7(3)
その他 11
外傷120例の内訳
( )内は死亡例
【胸部外傷】
  血気胸、肋骨骨折 41
  心血管 6(1)

【腹部外傷】
  消化管穿孔 1
  腸間膜損傷 4
  肝損傷 5
  脾損傷 4
  腎損傷 6
  膵損傷 2
  その他 6

【多発外傷】
  脊椎 25
  四肢 69(1)
  骨盤 25
  熱傷、電撃症 1
  頭部、顔面 17
その他の疾患の内訳 気胸 0
食道破裂 2
末梢血管 8
悪性疾患 0
その他 8

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