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経カテーテル大動脈弁植え込み術(TAVI)のご紹介

(TAVI; Transcatheter Aortic Valve Implantation)のご紹介


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胃がん患者さんの体に対する負担が少ない治療の一つとして,腹腔鏡下胃切除術があります。開腹手術と比べてより早い術後の回復および社会復帰,術後疼痛の軽減,出血が少ない,傷の目立ちにくさなどの利点が挙げられます。手術自体も,腹腔鏡の近接によって拡大された鮮明な画像を見ながら行うことで,視覚的にもより正確な操作が行えます。
しかし,実際に操作を行うのは外科医の手なので,長くて関節機能がない鉗子,手振れなどの限界点があり,技術的には難易度が高く習熟に時間を要します。 今回ご紹介するロボット支援手術は、今までの腹腔鏡下手術の利点をさらに向上させうる次世代の医療技術です。ロボットと言ってもAIがメスを持って勝手に行うものではありません。“外科医による腹腔鏡下手術をコンピューター制御で支援するロボット“になります。
われわれが使用する手術支援ロボットは,intuitive surgical社の“da Vinci”です。この手術支援ロボットは欧米を中心にすでに医療用具として認可され,1997年より臨床で使われています。世界では2016年4月現在で約3,600台のダ・ヴィンチが臨床・教育の現場で使用されており、米国では前立腺手術の約90%がダ・ヴィンチで行われているのが現状です。日本では2009年11月薬事法にて承認され,2012年には前立腺全摘術が保険収載されました。 ダヴィンチを用いることで,外科医は自然な奥行き感が得られる立体的な画像を見ながら,手ブレ防止機能と術者の思った通り自由に曲がる多関節鉗子を操って,複雑で細やかな動きをすることができます。このため,従来の腹腔鏡下手術と比べて、より繊細で安全性の高い手術治療が期待されています。実際に日本で行われた臨床試験では「術後膵液漏」という重い合併症が腹腔鏡手術よりもロボット支援下手術で少ないことが明らかになりました。

大動脈弁狭窄症とは?

多関節機構

7度の自由度による手指を超えた動き

HD&3D Image

高解像度3D、腹腔鏡を超える拡大視効果(デジタルズームを加えて最大15倍)

Scaling機能

術者の手の動きと鉗子の動きの比率の変更が可能(最大5:1,より繊細な動きが可能)

Filtering機能

鉗子の震えをコンピュータで除去。全く震えのないFineな剥離が可能15倍)

上記のような利点を考えれば、将来的には胃がんの外科治療においても手術支援ロボットが普及することが期待されており、今後厚生労働省の審議を経て保険収載の予定です。現在は自由診療(自費)でしか受けることができませんが、当院では,ダ・ヴィンチによる胃癌手術の保険適応認可施設取得に向けて,通常200万円ほどかかる治療費を病院負担として2018年2月よりロボット支援下胃切除を開始致しました。保険収載となりましたら手術・麻酔に関わる料金を病院負担とし、入院費用等は保険診療で行い、通常の腹腔鏡下胃切除を受けられる場合とほぼ同額のお支払いで済む制度を設けました。 是非,この最新医療を受けて頂くことをお勧めします。手術を希望される方や、詳しい情報を知りたい方は、当院消化器病センターを受診し、ご相談ください。



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文責・相談窓口:久留米大学外科学講座 磯辺太郎

植込み型補助人工心臓治療

植込み型補助人工心臓治療

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